mochaのブログ

コーヒー好き 特にモカコーヒーが好きな昔の乙女のとりとめのないブログです。

お寺へのお布施って何に使われているのでしょうか。

我が家では月に一回お寺さんがお経を上げに来るのですが先祖代々に渡って続いている行事の一つになっています。
先祖に対する供養として定期的に来て頂いているのですが、親戚の中でも同じ様にしているのかと言うと必ずそうでもありません。
お盆の時にだけ参られたり先祖の命日の日にだけ訪れる親戚もありますので、年に数回だけ来られる時もあるのです。


お寺さんが来られる日には家に必ずいなければなりませんし、また時間もまばらな状態なので家に来られるまで外出をする事も出来ないのです。
そのような状態が何十年も続いていましたし家庭にとっても負担になることが多いので、親戚と同じ様にお盆の時だけに来て貰おうかと思うようになりました。


正直、お寺さんには言い難かったのですが心を決めて相談をしてみた所、返ってきた返事は意外な物でした。
確かに最近はお盆の時だけだったり命日に限ってお願いされる事がありますが、それはご先祖様にとっては喜ばしい事ではないと言われました。
更にお経はありがたい物であり皆さんが食事を頂いて満足感が得られるように、先祖もお経を味わうように満足をしているという事でした。
お話を聞いている内に説得感がありましたし、お経は大切で欠かせない物だと伝わってきたのですが、一方で何か引っかかる物を感じました。


月参りのお布施として5千円を渡していたのですが相場を知らなかった物で少ないと思っていました。
ですが親戚に話を聞きますと実際には3千円をお布施として渡している檀家が多く、中には2千円しか渡していない家もありましたので親戚の中では飛びぬけて高いお布施を渡していたのです。


少ないと思っていたのが高いお布施だった事に気が付き払い過ぎだった事が判りました。
その後、断る事も出来ずに毎月のお参りは続いたのですが、今度はお寺から寄付のお願いの封書が届いてしまい内訳に疑問を抱いてしまったのです。
お寺の本堂の内装を修理すると言う事で100万円の寄付をお願いされてしまい、檀家さんに負担をして欲しいと言う事でした。
100万円は大金ですし右から左に簡単に用意できる物ではありませんので迷ってしまったのですが、それ以前になぜ支払わなければいけないのかと思いました。
実はお寺の敷地内に住職が暮らしている家があるのですが、大きな家にシャッター付きのガレージが備え付けられており中に高級外車が止まっているのです。
一千万のベンツ2台、ポルシェ等が並んで暮らしの豊かさが全面に出ており、贅沢三昧の暮らしをしているのです。


檀家さんのお布施で買った事は明白で優雅な暮らしをしているのですが、ご先祖様の為と言うよりは自分らの暮らしの為にお金を儲けていると思われても仕方が無いのです。
車を買わなければ本堂の修理費に注ぎ込む事も出来る筈ですし、誰かが費用を出してくれるので自由気ままな生活を送れると思うのです。
その辺を踏まえて寄付をするのを止めましたしお寺に対する考え方も変わりました。
全てがお金の為でありますし心から温かいお経を拝んで頂ける時代は終わったと思います。