mochaのブログ

コーヒー好き 特にモカコーヒーが好きな昔の乙女のとりとめのないブログです。

逆流性食道炎のちょっとコワイ話。

私はつい最近まで妊婦さんでした。
妊娠中、つわりなどマイナスな症状はほとんどありませんでしたが、唯一、逆流性食道炎に悩まされました。食後しばらく経ってから横になっても胃がムカムカして眠れない。ひどいときには、胃液が上がってくるのがわかるので、慌てて上体を起こしてゆっくり唾を飲む…そんなことは日常茶飯事だったため、いつのまにか慣れっこになってしまいましたが。


逆流性食道炎の原因は、暴飲暴食、加齢、円背による胃の圧迫など様々のようです。妊婦さんは子宮が大きくなるにつれて胃を含めた内臓が圧迫されるため、仕方ない…。でも、おいしいはずの食事もあまり楽しみと感じなくなるほどでした。
妊婦さんに関しては赤ちゃんが元気に成長している証拠ですし、出産してしまえば症状も治まります。しかし最近は20?30代の若者に逆流性食道炎の人が増えているそうです。原因は、食生活。洋食など、脂肪の多い食事がよくないそうです。
逆流性食道炎って、食後の一時的なものですし、皆さん大して深刻には考えないですよね。「体質なのかな?」程度にしか思わないでしょう。しかし、私も調べてびっくりしましたが、食道がんにかかるリスクが高くなるんです!


確かに、炎症を繰り返し起こした組織というのは発がんの確率が高いと聞いたことがあります。炎症がひどい人は病院に通ってきちんとした治療を受けている病気なんですね。生活習慣の改善もそうですが、内服薬や手術が必要な場合もあります。それから、慢性的に喉が炎症を起こした状態が続くと、声がれ、咳の慢性化による喘息になったり、口臭を引き起こしたりするそうです。胃酸のあの独特な臭い、イヤですよね?。


逆流性食道炎の予防法としては、食道を胃酸に暴露しない、つまり胃液が逆流するという現象を防止すればよいのです。食後1?2時間は横にならないようにし、眠るときは枕を高めにします。それから、これは妊婦さんには難しいことですがお腹周りを締め付けないようにすること。胃酸が物理的に食道の方へ上がってこないようにすることが根本的な予防法なんですね。あと、私が実際にインターネットで調べて実践していた方法としては、食後にガムを噛むことです。なんでもガムを噛むことで分泌する唾液が胃酸を中和してくれたり、「アミラーゼ」という消化酵素が胃の消化を助けてくれるのだそうです。